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知る・学ぶ

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ファッション、町、畳に触れて

岩本研究室 ゼミ活動

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教養学部人間環境学科の岩本研究室では、4月から6月の2か月間で、主に4つの活動を行いました。
 まず1つ目は、「Waste to Wear:ゴミになる服、ならない服」のシンポジウムを渋谷にて行いました。そこでは、元環境大臣の小泉進次郎氏やファッション・繊維の循環の課題に取り組む国内外の最前線のプレーヤーの方のお話を聞いたり、様々なファッション業界の方の意見交換の場に立ちあったりしました。普段耳にする企業の方から、あまり触れることのない工場の方のお話まで聞くことができ、ファッションに対する向き合い方が増えたように感じました。
 次に、松田町町役場と松田町のコミュニティカフェ「おうち」の方のお話を伺いに参りました。松田町町役場では、役場の方から町の紹介や現状の説明を受け、松田町のNPO法人「仂(ろく)」の方々の意見などから、今後の松田町について考えられました。コミュニティカフェ「おうち」では、コミュニティカフェの在り方や、松田町のブランド茶「足柄茶」で三番煎じの入れ方を教えていただき、実際に自分たちでも淹れてみました。都会にもこのような場が増えると、温かいコミュニティが増えると考えました。
 3つ目は、畳サミットにオンラインで参加しました。これでは、畳業界の方のお話や全く異なる業界の方の企業の立て直し方などを聞いた上で、参加者やイケヒコ・コーポレーションの方との意見交換を行いました。このような業界に、私たちの意見を出していくことで、新たな活動につながると感じることができました。
 最後に、街中ファッション調査を表参道にて行いました。青山学院大学のキャンパスがあることやハイブランドもそろっている街であるため、多様なファッションを目にすることができました。そして、目にしたファッションを約20種類の系統に分け、どの系統が今流行っているのかなどをまとめました。
 以上のような活動から、様々な業界や企業の方のお話や、実際の街から現在の状態を知り、自分たちの考えや意見を発信していくことが大切だということを学びました。今後も、さらに視点を増やしていきたいと感じました。

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