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楽しむ・暮らす

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地方の活力を取り戻すための活動

自治体・公共の地方創生

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7月4日に東京ビックサイトにて自治体・公共Week2025に訪れた。ここでは、地方創生、自治体DX、地域防災、地域福祉、自治体向けサービス、スマートシティ、インフラメンテナンスと7つのテーマに分けて展示を行っていた。その中で、私は、地方創生のテーマについて学んだ。北は北海道、南は沖縄までの方が訪れていた。企業もベンチャー企業から大手企業まで出店していた。入って一際目を引いたのはサントリーのブースだ。サントリーでは、学校で森と水の授業を行っていたり、長崎県で地域オリジナルボトル制作の「ボトルtoボトル」高知県の廃坑プールを使って温室効果ガスの発生を抑える海藻「カギケノリ」の養殖を行っている。体験コーナーとしてオリジナルラベルドリンク作成サービス「Snap Drink」を行っていた。楽しかった思い出を日付・場所とともにカタチに残すことが出来るサービスだ。自分で撮った思い出の写真をその場で缶飲料のラベルにでき、複雑な登録などもなく、写真とテキストをアップロードするだけでオリジナルラベルがすぐ完成。作成した日付と場所も入り、飲んだ後はステッカーとしても楽しめる。私自身も作成してみたが、QRコードをかざし、写真と言葉を入れるだけで簡単に作成することが出来た。撮った写真をスマホの中に保存するだけでなく、ラベル缶として持ち帰れるためその場での体験と、お土産として一石二鳥なもので、簡単なのでお子さんも大人も楽しめるサービスだと感じた。この導入のメリットとしては、観光地における顧客経験価値UP、観光地の集客力&単価UP、お客様のSNS投稿によるPR効果があり、今現在は東京都でしかサービスは始まっていないが、今後増えていくと感じた。ミチシロカというキャンペーンを行っている企業もあった。そこでは、自然が溢れる北海道音更町を盛り上げるため、全国から大学生を募集し普段北海道に住んでいない若者の意見を取り入れ教育と地域創生プロジェクトを行っている。普段住んでいない地域だからこそ見方が変わり、面白い意見や気づきが両方に生まれるというのは、お互いにとってよいプロジェクトであると感じる。「Pacific Consultants」では、ソフトバンクと協力し、2019年10月から携帯基地局に基づく人流データ『全国うごき統計』を開発。いつどこに何人いるのかだけではなく、どこからきてどこに行ったのか、移動経路と交通手段を把握できるため対象地域の課題解決や改善策の検討に役立てることが出来る。また、検索データと人流データを組み合わせ解析ロジックより「検索」と「来訪」の関係を見える化。「なぜ来てくれなかったのか」「代わりにどこに訪れたのか」といった逸失原因・逸失先が簡単に把握でき、集客増のヒントを見つけ出せる『全国来た来ぬ統計』、いつどこで雨が降るかを予測できる『どしゃブル』などのサービスを提供している。どこからどこに行っているかが分かればターゲットを絞ることが出来る。シヤチハタ株式会社は、地域に特化した重ね捺しスタンプを提供している。ずれやすい重ね捺しだが、台座にセットすることによりずれることなく、小さなお子様でも楽しめる仕様になっている。私が体験したのは、山梨県の信玄公祭りの重ね捺しで、とても迫力のある重ね捺しならではのものが出来た。どのお祭りでも作ることができ、様々な地域の様々な模様を作れるところが魅力だ。他にも、unerryで、人流ビックデータとデータ・メディア統合関係人口形成や地域課題の解決に向けて、「誰が・どこから・どう訪れるか」を可視化・分析を行っていたり、IIJは、データの連携を行い、今まで各々でしか知ることが出来なかった内容を一括管理し専門職の負担を減らし現在導入自治体は70団体を超えていたり、日本郵便局では、郵便局員が空き家調査を行ったり、スマートスピーカーを活用した郵便局の見守りサービスを行っていたりと様々な企業が地方創生を行っている。
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