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楽しむ・暮らす

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7月の校外活動

サステナブルグッズEXPOに行って

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7月4日(金)に私たち岩本ゼミは東京ビッグサイトで開催された第20回ライフスタイルWeek TOKYO夏に参加してきました。このイベントには多くのブースがあり、1,300社、38,000点の商品が集結し推し活グッズ・ファッション・美容・食器・雑貨など、11の専門展で構成された相貌展となっていました。エコ・エシカル・アップサイクル製品など、未来の暮らしを創るエシカルチョイスを提案していました。
その中でも私は、サステナブルグッズEXPOを中心に多くの商品を見て、企業の方のお話を聞いてきました。まず、AIPA株式会社さんでは新素材の提案を行っており、もともとトイレットペーパーやティッシュを作る会社さんだったが、共同研究をきっかけに紙とプラスチックを混ぜた素材を作るようになったとのことでした。紙とプラスチックを混ぜ合わせペデット状にし、製品にしてもらうまでを行っているそうで、更なる製品化を考えていました。紙とプラスチックは水と油の関係と同じで本来混ざり合うことのない素材でしたが、紙に特殊なコーティングをして、親水性から疎水性に変化させることでプラスチックと紙が混ざり、脱プラやCO2削減に貢献しています。商品としては、名刺入れやお弁当箱、クリップなどの日用品がメインでした。
日曹商事株式会社さんでは、脱プラとしてCXPという木材が主成分で耐久性・耐候性・寸法安全性に優れた原料を開発し、70%木材原料に製品を作り出していました。大きな特徴としては、プラスチック使用料がゼロで木を溶かして松脂のようなものを20%使用し、着色には天然のミネラル顔料を使用しているため石油由来の顔料を一切使用していない商品になります。木材は間伐材を使用しミックスされた木材で製品を生産するため、特定の木材のみを切り倒すことなく脱プラに貢献していました。実際に置かれていた商品も様々で、食器が全般置かれていたり、ハンガーや化粧品の外装だったり、レゴブロックなどがありすべての商品がとてもきれいなくすみカラーで、黒・ピンク・黄色・白・緑・茶色・水色とたくさんの色のバリエーションがありました。そして非常に軽く、肌触りのよいものばかりでした。素材自体は韓国で生産されているものでそれを日本でも広めようと動いているそうです。私が個人的に目を引いた商品は、カタツムリの形をしたダンボールカッターでした。玄関などに置物としておくこともでき、実用的でもあるというところがとてもかわいくおしゃれだと感じました。
他にも多くの企業さんを見て回りましたが、どの企業さんもまず変えられる場所を少しずつサステナブルなものに変えようと取り組まれているように感じました。今あるものを今すぐに変えることよりも、物の変え時にこうしたサステナブルグッズに変えることを考え商品の開発に動かれていました。エシカル消費や環境に配慮しようということ自体は多くの人に届いている今でも、まだまだ一部の人しか行動を起こせていないサステナブルな行動をこう言った商品から始めることができるのではないかと感じました。私自身もサステナブルグッズを使用したいと強く感じることのできるイベントでした。

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